あきた理科史料室

あきた理科史料室は、2016年1月29日に佐藤和博氏によって設立されたNPO法人です。あきた理科史料室の目的は、明治以来の教育遺産である理科実験器具類および教育を収集し、展示することです。さらに、これらの史料を通じて理科教育の歴史を保存し、秋田の児童・生徒および市民の理科や環境教育活動を支援することに取り組んでいます。 あきた理科史料室では、科学とその技術への関心を喚起し、これからの高度な科学技術社会で生きる市民の健全な科学心の育成に貢献することを目指しています。理科実験器具類の展示は、秋田の地域の歴史や文化とともに、科学の発展を紹介する貴重な機会となっています。また、理科教育の歴史を学ぶことで、児童・生徒が科学に興味をもち、将来の科学者や技術者の育成にも寄与しています。 あきた理科史料室は、市民や学校からの要望を取り入れながら、科学普及のための様々なプログラムやイベントを展開しています。地域の学校や団体との連携を通じて、科学教育の充実に努める一方で、地域コミュニティの科学に対する関心を高めるために、ワークショップや講座などを定期的に開催しています。 あきた理科史料室は、理科教育の歴史を通じて市民の科学心を育むだけでなく、地域の持続可能な発展にも貢献しています。今後も秋田の児童・生徒や市民の理科教育を支援し、科学とその技術への関心を広めるために、さまざまな活動を展開していく予定です。