特定非営利活動法人上総小農苑

特定非営利活動法人上総小農苑は、2008年に設立され、代表者である河野千壽子氏の指導のもと、地球温暖化防止と二酸化炭素（CO2）削減の取り組みに貢献しています。この法人は、病院や施設、学校などから提供される野菜の調理くずや給食の食べ残しを「資源循環型風土（自然）養鶏」と呼ばれるエコ飼料として活用することで、食品残渣を有効活用しています。 特に、この活動を通じて障害者の雇用の場と日中活動の場、さらには住まいの場を創出することを目指しています。具体的な取り組みとしては、障害者の自立支援を促進するために、千葉県産房総地鶏の育成・飼育を障害者自身が参加して行い、卵や鶏肉、野菜の生産を行っています。 また、特定の在宅障害者や高齢者、要支援者を対象としたふれあい訪問交流事業も行っています。話し相手、買い物サービス、屋内外の清掃、修繕などのサービスを提供することで、在宅での生活をより快適にするお手伝いをしています。 特定非営利活動法人上総小農苑は、地球環境の保護と障害者の自立支援を両立させながら、社会貢献活動を継続しています。