特定非営利活動法人　小田原鋳物研究所

特定非営利活動法人小田原鋳物研究所は、2007年1月24日に設立認証を受けました。この法人は、小田原を中心に県央地域と県西部地域の歴史的鋳物文化の研究を行い、相模鋳物の起源である平安末期からの歴史に取り組んでいます。 また、奈良・平安時代から伝わる砂張りと呼ばれる材料を使用した鋳物作品（風鈴、銅鑼、その他精密鋳物など）の音色解析や精密鋳物技術、伝統的鋳物作りに先端技術を取り入れた新しい鋳物工法の研究も行っています。 当法人は、これらの研究で培った知識や技術を地域の方々に公開するために、出前授業や公開講座などを通じて情報発信を行っています。また、地域の経済活動を支援するために関連機関と連携し、職業教育の提供も行っています。 特定非営利活動法人小田原鋳物研究所は、相模鋳物の伝統を守りながらも進化させるための研究に取り組み、地域とのつながりを大切にしています。上島國澄代表のもと、さまざまな活動を展開しています。