バイオクリーン・ラボ

バイオクリーン・ラボは、2000年に小林真次氏によって設立されたNPO法人です。定款には、不特定かつ多数の人々に対して、院内感染および市中感染に関する情報提供、人材育成、ハウスキーピング事業などを通じて、公衆衛生活動の推進に貢献し、公益の増進に寄与することを目的とする旨が記載されています。 また、地域社会での高齢化が進む中で、医原的な背景を有する高齢者の住宅医療や在宅福祉への移行が重要となっています。しかし、ＭＲＳＡなどの保菌を理由に受け入れを敬遠する施設が多く存在し、末期がん患者の在宅ケア支援は社会問題となっています。 バイオクリーン・ラボは、この社会的なニーズに応えるため、保菌者や在宅療養中の末期がん患者を対象にした在宅ホスピス機能を兼ね備えた訪問介護事業、通所介護事業、居宅介護支援事業、認知症対応型共同生活介護事業、訪問看護事業などの施設を運営しています。これにより、地域社会の公益の増進に寄与することを目指しています。