さくら並木ネットワーク

さくら並木ネットワークは、2012年に細沼忠良および小池潔によって設立されました。このNPO法人の目的は、平成の東日本大津波の最終到達点である「桜並木」を造成し、将来予測される大津波に対する住民避難の目標地点を明示することです。これにより、三陸沿岸住民の生命と安全を守り、さらに今回の大津波の実態を広く長く伝承する活動を通じて、内外の人々の自然災害に対する防災意識の向上に寄与することを目指しています。さくら並木ネットワークは、地域の住民と連携し、地元の歴史や文化、風景を守りながら、災害に強い共同体の形成を推進しています。さくら並木ネットワークは、桜並木の造成だけでなく、防災教育や啓発活動、災害復興支援なども積極的に行っており、地域の防災力の向上と災害に強い社会の実現に貢献しています。